結構、読み応えとボリュームがあって面白かったです。漢字の文章になれていると、逆に「ひらがな」が多いのが、読みにくいですね。
思ったのは、読んでいる中で、自然と、数に関することや、モノの名前とか、原因と結果とか・・・多分、子どもの頃は、よく理解してなかったのでは?という部分が、意識されました。干す時に、洗濯ばさみを16個使ったとか。次に干すときは、重くなっているから、24個使う、とか。
数の違いとか、濡れたモノを干すとか、大人になる前に「あたり前」になりますが、子どもの頃は、そういうのも楽しかったのじゃないかな?と思いました。
今の感性で言うと、超展開につぐ超展開なんですけど、もしかしたら、主人公の女の子が、お絵かきをしながら空想をしている・・・そういう話かもな?と思いました。全く根拠はないのですが、非現実感を表すなら「夢」しかないように思えます。
あ、ちなみに、子どもの頃に好きだった本です。